愛犬を太らせたい!正しいドッグフード選びと与え方

人間に適正体重があるのと同じように、犬にも理想的な体重があります。痩せ過ぎでも太り過ぎでも良くなく、ちょうど良いサイズに収まるように飼い主は愛犬のコンディションを整えていくようにしなければいけません。
もし、痩せ過ぎになっている場合は、太らせるための工夫を凝らすことも時には必要です。ただ、闇雲に太らせてしまうのは良くありません。人間の場合も、太りたいからといって暴飲暴食をすると健康的に太ることはできず、そればかりか病気の引き金になってしまうこともあります。犬についても、やたらに食べさせてしまうのではなく、健康的に太るにはどうすれば良いのかを踏まえて対策をしなければいけないのです。
ポイントはまず適切なドッグフードを用意することです。ことドッグフードに関しては、あまり優良とは言えない物も流通している現状があり、そのような物を与えてしまうと、太らせる以前に不健康な食生活になってしまいます。健康的な食事を根幹として取り入れながら整えていくことが求められますので、そのためにドッグフード選びから正しく行っていく必要があります。
ドッグフード選びにはいくつかのポイントがあり、大事なのがタンパク質を十分に摂取できる構成になっていることです。本来、犬は肉食であり、タンパク質を多く必要とする生き物です。人間の4倍以上のタンパク質が必要ですから、自ずとドッグフードも十分な栄養補給ができる物でなければいけません。
この点を踏まえての選び方としては、ドッグフードの原材料の表記を確認する際に、一番最初に肉類が来ている物を選ぶことです。原材料は多く含まれている物から記載されていますので、肉類が最初でタンパク質を補いやすい物を選ぶのが良いでしょう。
ただ、その際にどんな肉類が用いられているかが重要です。例えば、家禽、ミール、副産物などの表記がある場合は注意が必要です。人が食べられない部分の混ぜ合わせで、健康に対してはあまり良くないからです。そうした安全性が低く栄養価も高くない原材料が一番最初に来ている物は愛犬の健康に良くないと言えますので、避けるようにした方が良いでしょう。
理想としてはチキンやビーフ、ラムなどのはっきりとした明記がされている物です。余計な混ぜ物がされていない方が安全で栄養価も高いです。
なお、太らせることを目的とする場合は、ビーフが多く配合されている物が良いと言えます。チキンやラムなどと比べても、高カロリー高脂肪となっていますので、痩せ気味の場合に適しています。反対に痩せさせたいという時には、チキンなどのヘルシーな物を選ぶのが良いです。
添加物が含まれていないドッグフードを選ぶことも大切です。味や香りを付ける目的や、品質保持のために化学物質が含まれている物も少なくありませんが、そういった添加物は犬にとって負担になり得ます。安全を考慮した場合、余計な添加物がない方が望ましいと言えますから、成分表示をよく確認してみる必要があります。
なお、安全なドッグフードを選ぶには、基本的に安物を選ばないことが大切です。粗悪な原材料を用いているゆえに安くなっている物が多く、価格と品質は比例傾向にありますので、ある程度の価格の物を選ぶようにしましょう。
続いてドッグフードの与え方についてです。太らせることを目的にすると、単に量を増やす与え方になってしまいがちですが、闇雲に量を食べさせれば良いわけではありません。計画的に調整していく必要がありますので、正しいやり方で取り組むことが大切です。
与え方のポイントは、まず普段より1割程度多くドッグフードを与えることです。いきなり量を多くすると体調を崩すことがありますので注意しましょう。
少し多めに与えるようにしたら、定期的に体重のチェックを行い、愛犬の変化に合わせて量の調整を行っていきます。また、愛犬の食い付き具合も見ながら、量をもう少し増やしても良いのか判断します。
トッピングを混ぜてみるのもポイントの一つです。ドッグフードだけですとあまり食べないこともあるかもしれませんが、そういった時には専用の缶詰やふりかけなどをプラスすることで食い付きを良くすることができます。
ただしトッピングを沢山行う与え方は良くありません。負担になってしまう可能性がありますので、食い付きを良くする程度の量に留めることが大切です。また、太ってきたらトッピングは無くすようした方が良いでしょう。あくまでも太らせるために与えますので、慢性的になってしまうと逆に肥満になってしまう恐れがあります。そもそもドッグフードはそれだけで十分な栄養が補えるという機能的な食事ですので、トッピングによってバランスを崩してしまうのはあまり良くないのです。そのため一時的な対策としてだけ活用することが大切です。
このように与え方に工夫をすることで太らせることができます。その際には無理のない範囲で行うことが重要です。短期間で太らせようとせず、時間を掛けて体型を変化させるようにしましょう。